工場電気サポート株式会社は「電気があれば何でもできる!」を合言葉にどんな仕事でも進んで取り組んでいます。
主な事業は「電気工事」と「自動制御」です。ここでは電気工事についてご説明いたします。

電気工事

具体的な仕事内容

建築電気工事

あらゆる建設物の屋内外電気設備の設計、施工を行います。
工事対象
官公庁の施設や教育施設、工場、ビル、事務所、病院、住宅など

工事内容

  • 変電設備などの電線施設・配線、大型機器の制御回線のメンテナンス
  • あらゆる建物のコンセントから照明器具の取り付け、電球交換まで。電気にまつわる幅広い作業を行う。
  • 新しい建物を造るとき、建物内の電気配線をしたり、配電盤や各種電気設備のすえ付け工事などをゼロから行う。
  • すでに使われている建物に、新たな配線や電気設備を追加する工事を行う場合もあり。
  • 公共、企業、家庭と携わる仕事の範囲は幅広く、多種多様な工事に関わることができる。
  • 他の建設作業と平行して行うことが多く、通常はグループをつくり共同で施工します。大型の工事となると施工責任者、現場監督がおり、その指示に従って工事を進めていきます。
  • その他、空港、ダム、コンビニ、住宅など作業現場は多岐に渡るため、飽きのこない仕事と言えます。
工事の具体例① 屋内配線工事

一般家庭での簡単な配線工事では、電源からVVFケーブルというケーブルを家中の壁に張りめぐらせて、照明用の引っ掛けシーリング、コンセント、スイッチなどの各機器につなぎます。
働く場所によっては、一般家庭を主に工事する会社や、工場やビルなど大きな建物の屋内配線工事等を行う会社もあったりと、会社によって仕事の範囲は様々です。
工場やビルなどの施設になると設計から加工(電気配線)、管理(定期点検)までを請け負います。その際は責任者や現場監督がいて、その人の指示で全ての工事を進めていくことになります。

工事の具体例② 外線の配線工事

電気工事士が電柱に登って行っている工事です。
外線の配線工事では、電柱から電線をビルや病院、工場、家庭などへ繋ぎます。
外線工事で誤った作業をしてしまい、その付近が全部停電になってしまうことが昔はよくありましたが、今は無停電工法や活線作業など、高度技術を使うことにより停電することがなくなったので、安全に工事が出来るようになりました。
又、今は都市化などが進んでおり、地中の中に電線を通す事も多くなってきました。

工事の具体例③ 冷暖房設備(エアコン)の工事

エアコン工事は主に分けると下記の3つに別れます。

  • エアコンの取付
  • エアコンの取り外し
  • エアコンのクリーニング

エアコン工事は、ほとんどの工事内容が家電量販店でエアコンを買って、その下請けの電気工事屋さんが家に来て古いエアコンを取り外し、新しいエアコンを取付けるという仕事になります。
又、エアコン自体も使用頻度によるのですが、リビングなどの頻繁にエアコンを使う所だと約1年。
寝室などだと約3年に一度のクリーニングが必要になるので、エアコンのクリーニングも主な仕事になります。

工事の具体例④ ビル管理の工事

ビルの管理の仕事は簡単に言ってしまうと何でも屋さんに近いです。

  • 電気設備
  • 水道設備
  • 空調設備
  • ボイラー
  • 自動ドアやエレベーターなど

多種多様な工事や管理を行う仕事になります。
少し難しい点が電気工事士二種の資格だけではこの仕事は出来ないということです。
具体的に挙げると、ボイラー技士の資格や消防設備士などの資格を持っていないと厳しいです。
ただ、ビル管理の仕事は平均年齢が高いので、定年を過ぎた方でも就職には困らないという事が良い点です。

電気工事の付随作業

上記のような工事に加え、工事現場に建てる仮設の電柱のための穴掘りやペンキ塗り、セメント補修など、直接電気工事と関係ないような作業も発生することがあります。

施工管理
施工管理とは、さまざまな工事の施工計画や現場での管理・監督を行う仕事です。
電気工事や設備工事、内装工事など、関わる現場は多岐にわたります。施工管理は大きく3つに分けて紹介します。

電気工事の施工管理
電気工事の施工管理では、発注元や社内の技術者、工事の規模が大きい場合は下請け企業やその技術者たちと調整を行いながら、施工の計画や現場での工程の管理、資材や予算の管理などを実施します。
現場では、他の業種の技術者たちと並行して作業を進める場合もあるため、関係者とコミュニケーションを図り、全体が円滑に作業を進められるように配慮することも重要です。

電気工事の施工管理の業務を行うためには…
電気工事施工管理技士の1級もしくは2級を取得する必要があります。
1級電気工事施工管理技士は監理技術者や、特定・一般建設業における営業所ごとの専任技術者としての業務を担うことができます。
また2級電気工事施工管理技士の場合、現場ごとの主任技術者や、一般建設業における営業所ごとの専任技術者としての業務を行えます。
このように、資格によって携われる業務の幅が異なるため注意しましょう。

設備工事の施工管理

建築物の設備工事の施工管理に関わる職種として、電気工事施工管理技士の他に、管工事施工管理技士があります。
こちらも国家資格で、1級と2級に分かれています。
電気工事施工管理技士と同様に、1級では監理技術者や、特定建設業と一般建設業両方の専任技術者として働くことができ、2級では現場ごとの主任技術者、あるいは一般建設業の専任技術者として働くことができます。
管工事施工管理技士が担当する業務として、冷暖房や空調、または給排水や給湯の設備工事などが挙げられます。
さらに、ダクト工事や浄化槽、ガス配管、衛生設備など、建築物によって担当する管工事には幅があります。
こういった設備工事に関して、施工計画の作成や、品質の管理、スケジュールや安全、施工にあたってのトラブル対応などを担うのが管工事施工管理技士の仕事です。

内装工事の施工管理

内装工事の施工管理では、家屋や店舗、オフィスなど様々な建築物の内装工事について、施工計画の作成や、現場での工程管理などを行います。
内装工事で関わる作業は幅広く、壁面や天井などを塗装したり、クロス仕上げをしたり、さらには家具や建具の据え付けなども担っています。
こういった施工を計画通りに進めるため、スケジュールや安全、品質などを一手に管理・監督するのが内装工事の施工管理です。
内装工事の施工管理では、建築施工管理技士の資格が必要になります。
2級建築施工管理技士の資格は、建築、躯体、仕上げの3種類に分かれており、それぞれの対象となる業種の専任技術者や、工事における主任技術者となることができます。
さらに1級建築施工管理技士の場合は、この3種類すべての監理技術者や専任技術者、主任技術者となることができます。

資格について

電気工事士として働くには、国家試験を受験して「電気工事士」の資格を取る必要があります。

第1種電気工事士

一般用電気工作物及び最大電力500KW未満の自家用電気工作物の電気工事ができます。
自家用電気工作物は高圧・特別高圧で受電する電気設備で、電柱から直接敷地内に設けた変圧設備で受電して使用するものです。

第2種電気工事士

一般用電気工作物の電気工事ができます。
一般用電気工作物とは、一般住宅や商店など低圧受電のもので、道路などにある電柱から変圧器で600V以下に落として受電するものです。

大雑把な解釈

第1種電気工事士はビルや工場などの大規模施設での工事を担当することができる。
第2種電気工事士は一般住宅や小規模なお店などの工事を担当することができる。

免許取得まで

第2種の資格は、電気系や工業系の専門学校などで学びながら取得できますが、第1種は実務経験を積んでから試験を受けて取得する必要があります。
図面を見て適切で安全な電線の通し方を考えたり、火災などの事故を防ぐための法令に合った工事を計画できる力が必要です。

その他電気関係資格

第1種電気工事士のほかにも、電気主任技術者、電気施工管理技士、電気通信工事担任者など、電気にまつわる資格は数多くあります。
弊社にも経験豊富なスタッフが多く在籍しておりますので、お客様の電気関連全般サポート致します。お気軽にお問い合わせください。

徹底した安全管理

電気工事の仕事は実はなかなか危険です。
知識がないまま作業を行うと感電や火災といった死亡事故にもつながってしまいます。
そのため弊社では電気工事は必ず電気工事士の資格をもった人間が作業を行います。
電気工事士の免許がない作業員が電気工事をすることは絶対にありません。

また配線工事においては高所作業が伴うことが多いです。
このため弊社作業員のみなさんには必ず高所作業車の運転資格及び高所作業の教育を受けてもらいます。
これらの資格者証や教育修了証がない作業員が高所作業をすることは絶対にありません。

自動制御について